大宅壮一ノンフィクション賞 最新情報

第57回大宅壮一ノンフィクション賞(2026年)は泉秀一さんに決定!

第57回大宅壮一ノンフィクション賞の選考委員会が2026年5月13日(水)に開催され、下記候補作品の中から泉秀一さん『アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生が授賞作に決まりました。

泉秀一さん

泉秀一さん

〈泉秀一さんのコメント〉

「純粋な疑問から始まった取材が本になり、このような名誉ある賞をいただけたことを嬉しく思います。本書に携わってくださった方々に、深く感謝申し上げます。箱根駅伝で走るケニア人留学生たちは、「留学生ランナー」という括りで語られがちです。しかし、現地で出会った彼らには、一人ひとりの物語がありました。自らと家族の人生を背負って走り続けるケニアのランナーたちに、心から敬意を表します。」

候補者名候補作出版社
秋山千佳(あきやま ちか)沈黙を破る 「男子の性被害」の告発者たち文藝春秋
石原大史(いしはら ひろし)冤罪の深層 追跡・大川原化工機事件幻冬舎
泉秀一(いずみ ひでかず)受賞アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生文藝春秋
小松由佳(こまつ ゆか)シリアの家族集英社
秋山千佳
1980年生まれ。早稲田大学卒。朝日新聞社に記者として入社し、大阪社会部、東京社会部などを経て2013年に退社。フリーのジャーナリストに。
〈作品〉『戸籍のない日本人』2015年双葉新書刊。『ルポ保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル』16年朝日新書刊。『実像 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実』19年KADOKAWA刊=第7回城山三郎賞候補。『東大女子という生き方』22年文春新書刊。『沈黙を破る 「男子の性被害」の告発者たち』25年文藝春秋刊。
石原大史
1978年生まれ。2003年、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。NHK入局後、主に「NHKスペシャル」や「ETV特集」などドキュメンタリー番組の制作に携わる。
〈作品〉『ホットスポット ネットワークでつくる放射能汚染地図』2012年講談社刊(共著)。『原発事故 最悪のシナリオ』22年NHK出版刊。『冤罪の深層 追跡・大川原化工機事件』25年幻冬舎刊。
泉秀一受賞
1990年生まれ。関西大学を卒業後、週刊ダイヤモンド編集部、News Picks編集長を経て2024年よりフリーに。
〈作品〉『世襲と経営 サントリー・佐治信忠の信念』2022年文藝春秋刊。『アフリカから来たランナーたち 箱根駅伝のケニア人留学生』25年文春新書刊。
小松由佳
1982年生まれ。ドキュメンタリー写真家。2006年、世界第二の高峰K2(8611m/パキスタン)に日本人女性として初めて登頂。これによって翌年、植村直己冒険賞受賞。次第に風土に根ざした人間の営みに惹かれ、草原や沙漠を旅しながらフォトグラファーに転向。2012年からシリア内戦・難民を取材。公益社団法人日本写真家協会会員。
〈作品〉『人間の土地へ』2020年集英社インターナショナル刊=第8回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞。『シリアの家族』25年集英社刊=第23回開高健ノンフィクション賞受賞。

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